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2014年09月09日

<厚労省のデング熱まとめ>を30字に要約ス。

デング熱について厚生労働省からの通達
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20140903-09.pdf

上記が2014年9月3日付けで出されています。

ヒトスジシマカに刺された後に、2週間ぐらいで症状が出てくるようです。

デング熱にかかった時の皮膚
デングの皮膚

デング熱患者にみられる症状の頻度など
デング熱の症状

表1.デング熱患者にみられる症状や検査所見
症状・検査所見 発生頻度*
発熱   *99.1%
血小板減少*66.4%
頭痛   *57.6%
白血球減少*55.4%
発疹   *52.7%
骨関節痛 *31.1%
筋肉痛  *29.1%

*2006 年~2010 年に日本国内で診断されたデング熱患者 556 例
における各症状や検査所見の発生頻度を示す。詳細は文献3を参照。

表 2.デング熱を疑う目安
A の2つの所見に加えて、B の2つ以上の所見を認める場合にデング熱を疑う。
(A)必須所見
1.突然の発熱(38℃以上) 2.急激な血小板減少
(B)随伴所見
1.発疹、2.悪心・嘔吐、3.骨関節痛・筋肉痛、4.頭痛、5.白血球減少
6.点状出血(あるいはターニケットテスト陽性)


一般の人が知るべき内容に要約してみます。

<30字>デング熱=インフル+ぶつぶつ。治療薬なく、つらけりゃ病院へ!

<50字>デング熱=インフル+ぶつぶつ。治療薬なく(アスピリンは逆効果)、つらけりゃ病院で解熱薬+点滴!

<100字>蚊に刺されて感染するデング熱=インフル+血小板減少による皮膚の内出血による赤いぶつぶつ。ウイルスなので治療薬なく(アスピリンは逆効果)、つらけりゃ病院で解熱薬+点滴!去年から報告はあり、なぜ騒ぐ?


文責 代表 忽那一平(医師) 



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Posted by けんこ  at 18:43 │Comments(2)デング熱について

この記事へのコメント
何かしられては、まずい情報を隠すために大騒ぎしているのでは?
二回目に刺されると、症状がより悪くなるという話もありますが、どうなのでしょうか。
Posted by たっちゃん at 2014年09月09日 21:32
コメントありがとうございます。

まずい情報はなんでしょうかね?

テラスハウス終了とか??
(冗談です)

2回目の話は、たぶんしっかりとした報告はないのではないかと思います。
皮膚の異常が出てきたら、ちょっと気を付けて様子をみるしかないかと。
Posted by 代表 忽那 at 2014年09月09日 22:09
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