2011年12月30日
命の尊厳を軽視している。
写真は、原発事故調査委員会の中間報告を扱った
NHKのドキュメンタリ番組の一部分です。
原発付近に住む住民の命と尊厳を軽視しているという文言がありました。
医療者の意見も別れるところですが、
8割ぐらいの医療者の放射能汚染に対する見解は、
「疑わしきは安全を」
という、医療界の大原則に基づいているかと思います。
実際、妊婦に対するMRI(磁力を使う画像診断機械)は、
おそらく問題はないだろうと言われているが、
なるべく使わないようにされています。
が、補償しなくてはならない行政サイドとしては、
「疑わしきはグレーな発言をしてくれる御用学者を」
ということでしょう。
たしかに、補償のためのお金は私たちの税金なわけですから、
被害者と認定するための線引きは難しいですね。
甘く線を引くと、そこに付け込む悪知恵の働く人たちが
たくさんいますからね。
しかし、月並みですがやっぱり、危険の可能性があるなら
命を優先して行動すべきなのではないでしょうか??
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