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Posted by つくばちゃんねるブログ  at 

2012年08月30日

子どもが先生!

子どもたちの夏休みもあと残り数日となりました。
口々に,「あ~、ついに終わってしまうぅ…。」とか,「休み足りないよー。」と言う生徒。
休みとは不思議なもので,いくらあってもまだ足りない!と思うものですよね。

さて,本校は2期制をとっているため,夏休み開けの「2学期始業式」はなく,その代わりに全校集会があります。

夏休み明け,私が1番心配しているのは熱中症です。もちろん夏休み中も,もっとさかのぼって夏休み前だって,ずっと心配していました。しかし,本校のこの9月は1年の中でも最大のイベント”体育祭”が開催されます。

『生活リズムの崩れたばかりの体にで練習についていけるのか?汗

『クーラーにゲームの生活をしていた体が,炎天下の全体練習においつけるのか?ZZZ

心配な生徒の具体的な絵が頭をよぎります。

そんなとき,「全校集会で全員に今一度熱中症予防について話をして欲しい」,と言う提案が出たのです。二つ返事で快諾しました。
しかし,相手は思春期真っ盛りの子どもたち。話を効果的に伝えるにはただ話せばいいわけではありません。そこで考えたのが,「子ども自身に話してもらえばいいんだ!」ということ。

善は急げ!

きのうから子どもを呼び出し(生徒保健委員会の生徒),全校集会へ向けての発表練習をし始めたところです。

その年度によって同じ学校でも性格が変わることは多々ありますので,これからも全体の雰囲気などを感じ取りながら,保健室からの発信をしていきたいですね♪  

Posted by けんこ  at 15:37Comments(0)保健室の裏話

2012年08月16日

こんなのを冷蔵庫に。

みなさんも見たことがあるかもしれませんが、保健室には冷蔵庫があります。
冷暗所でのみの保管になっている薬剤があるためですが、それをいいことに調子にのってこんなも入れている私。

冷凍ペットボトル

②ケーキなどについてくる保冷剤

ポカリの粉末

ほとんどが熱中症対策、脳貧血対策といったところですが、火傷のときも大活躍。

ストックしておくと急なときにすぐに対応できるので重宝しています。

みなさんも、よかったら参考までにどうぞ♪

  

Posted by けんこ  at 16:16Comments(0)保健室の裏話

2012年08月06日

保健室、色んな人が利用します!

みなさんこんにちは!

ちょっとブログをさぼってしまいました…ダメですね。

さてさて今週の保健室裏話。

私は単なる残念な教員ですが、先生の中には本当に体や心をこわす方もおります。

保健室は、そんな先生の一時的休養の場にもなっています。何も、子どもたちだけの場じゃないんですよぉ~

と言っても、保健室を利用する先生は、1年に1~2人ですけどね笑

子どものことも、職員のことも、全員を受け入れることができるようにと、思っています。

そのためには、まずは自分が心身ともに充実して、幸せでないとねキラキラ  

Posted by けんこ  at 15:28Comments(0)保健室の裏話

2012年07月24日

いつ休めるの!?

私の勤務する中学校は夏休みに入りました晴れ
子どもたちには悪いですが、長い休みは私にとってホッとでき、気持ち的に楽になる、というのが本音ですしーっ

でも、ゆっくりしているのは私だけなんですね。子どもたちに夏休みの予定を聞くと口々に聞かれるのは、

「部活っ!」

毎日の練習はザラで、1日中練習をする通称「1日練」が続く部活もあるようです。

でも私は思います。
確かに夏休みは部活動の実力を養成するのに恰好の時間です。

ただ、熱中症のリスクがあるこの季節の運動は「量より質」だと思うのです。

ましてや中学生は、まだ体力が発展途上です。『小・中学生の時期は技術に磨きを!』と言う専門家もいます。精神論一辺倒の部活指導がもう少しどうにかならないものか…。

時間に追われた1学期を過ごした生徒たち。夏休みくらいは家族との時間や、自分だけの時間、ゆとりのある時間を有意義に過ごさせたい、と私は思うのですが、そんな考えは私だけのようです。

学校全体が部活モードで、どれだけ部活を一生懸命やっているかが大事なよう…。

運動の専門家ではないので何も言えませんが、もっと効率的な運動方法が確立されたらいいのにな~、と考えながら、

ケガだけはしないで~汗

と、保健室の窓から野球部の練習を眺めています。



  

Posted by けんこ  at 09:59Comments(0)保健室の裏話

2012年06月11日

困ったときの保健室!

みなさん、こんにちは♪

保健室には、「えっ!?そんなものもあるの?」と思うものがあります。

例えば裁縫セット。小学生は、「遊んでて転んだらボタンが飛んだ~っ。」とか、中学生だと、「スカート(制服)の糸がほつれちゃいましたぁ。」と言って保健室に来ます。特に中学生は身だしなみに敏感なお年頃。(先生たちも目を光らせているのですが…笑)休み時間のうちに仕上げなければいけないので、私の腕も徐々に上達しつつあります。

他には黒スプレー。あまり出番はありませんが、やんちゃして茶髪のまま学校に登校した生徒がいたときに黒髪に戻します。担任の先生と協力して即席美容師に。

こうして見ると、養護教諭はほんとに『何でも屋』です。

それほど学校では毎日色々ある、ということになるでしょうか。





  

Posted by けんこ  at 16:34Comments(0)保健室の裏話

2012年06月06日

なんで伝わらないのっ!

みなさん、こんにちは。
とある学校の保健室で勤務している私から、今日のタイトルにあるように、『なんで伝わらないかなぁ~』と思わせる人に、どう対応すればよいか、少しのヒントになればと思い、つづります。

平成14年の文科省の調査により、小学校において何かしらの配慮を要する児童の割合が6.3%だという結果が出ました。1クラス30人だと仮定すると、そのクラスに2人くらいはいる計算になります。

”何かしらの配慮を要する”とは、身体的介助が必要だとか、識字に支援が必要だということの他に、集中力がもたないことに対して工夫が必要であるとか、周りに合わせた行動ができるように支援が必要だということも対象になっています。

つまり、特別支援学校(一昔前には養護学校と言われていた学校)での教育は必要ではないが、
学校生活を送る上で周りと差が出る、又は、その子自身に不利益が出ると考えられる子どもの割合が示されたわけです。

さて、だからと言って治療をして治す、というものではありません。周りにいる人たちがその人の特性を理解し行動さえすればいいのです。(もちろん本人の自覚も必要ですが…)

大人になってもそういった特性は消えるのもではないので、
学校だけではなく、大人社会でも何かの参考になれば幸いです。


ヒント①:具体的な時間を示す
→落ち着きがなくなってきた人がいるとします。「もう少しだから我慢して。」ではなく、「あと10分で終わるから、それまで我慢して。」と伝えると、見通しがつきやすく、途切れがちな集中力がもつことがあるそうです。自分が考える”もう少し”と相手が考える”もう少し”は同じでない場合があります。

ヒント②:具体的な「もの」を示す
→ある物を移動してほしいとき。「これ、あっちに持ってって。」では伝わりにくいようです。そんなときは「この箱、隣の部屋に持ってって。」と言いましょう。指し言葉(これ・それ・あれなど)が何を示しているのか想像するのが苦手な特性があるので、抽象的な表現は避け、具体的な表現に変えるとよいようです。

ヒント③:環境を変える
→『もうそろそろ帰ってほしいのに、全くこちらの気持ちを察せてないなぁ。』と思うときはありませんか?相手の気持ちを推し量る、ということが苦手な人もいますので、そんなときは窓のカーテンを閉めたりして帰る準備を始めるなどの環境を変えると、『あ、帰る時間なんだな。』と相手も理解できるようです。


以上、色々と書きましたが、個性が一人一人違うように、同じ”困った”に対しても、対応は一人一人違うのが一般的なようです。上記のことは、私の経験から得たことも多いので、みなさんの中で応用していただければと思います。

長々と、おつきあいありがとうございました。対応についてはこれからも試行錯誤で頑張りたいと思います。




  


Posted by けんこ  at 19:56Comments(0)保健室の裏話

2012年05月07日

保健室の子いろいろ

みなさん 

GWはいかがお過ごしでしたか?

連休明け、学校の欠席者は必ず増えます…。今日も、本校ではいつもより欠席者が多く、午前中のうちに体調不良で早退する子もすでに3人!

そうかと思えば、保健室に体温を測りに来て、それで満足して教室に戻る子もいます。
絆創膏を小さな小さな傷(絆創膏を貼らなくてもいいんじゃない。と思うような小ささ!)に貼ると満足する子も多いです。

勉強が仕事の子どもたち。保健室がその縁の下の力持ち的存在になっていれば、私は満足です。

平日も休日も、全力投球な子どもたちを見ているので、ほんとに愛おしくなる毎日です♪
  


Posted by けんこ  at 12:00Comments(2)保健室の裏話